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青春の孤島にて

同じ距離で輝いて 同じ夢を見て

ピンクで埋め尽くす手帳



今日、ようやく2016年の手帳を買った。

去年の夏、必要に迫られ久しぶりに手にした手帳。
ちょうど9月始まりのものが売り出される時期で、しょうがなく必要だった2015年8月のページがない手帳を買った。
手帳は1月か4月から使いたい派の私は、この手帳を次に使うものの繋ぎとして4ヶ月間、ピンク地に金色のサングラス外人のキャラクターが箔押しされたものを使っていた。

そして今日、学校の帰りに駅構内の文房具屋で新しい手帳を買ったのだ。

今日は放課後が暇で母の迎えも遅く、本を買ってカフェで時間を潰そうというのが当初の目的だったが、本屋の向かいにある文房具屋が「今買わんか」とばかりに手帳コーナーを設けていたので「はいわかりました」とコーナーを物色してレジに持って行った。
本当はおしゃれな雑貨屋か広い大型書店で選んでやろうと思っていたのだけど、今すぐにでも手元に置いておきたい一心で、コーナーを物色してレジに持って行った。
目は半分すわっていた。
不思議の国のアリス』の手帳を。
ディズニー映画のアリスを使った手帳をレジに持って行った。
ルーズリーフ50枚入りとともに。

本屋を素通りしてカフェに入った。
期間限定のラテを買い、改札に面したカウンターで、今まで使っていた手帳と、新しく買った手帳を並べ、早速予定を書き込む。
そこで気づくのが、"自分の予定"の異常な少なさ。
私はマンスリーページにオレンジで自分の予定を、水色で学校の予定を書き入れるのだが、まあまあ使わないオレンジペン。
というか、使ってないオレンジペン。
予定が出ている1月分の学校行事を水色で書き入れただけ。
そんなんじゃあ手帳の意味なくない?
まあ、結論から言うと書いた。
結構書いた。
何を書いたかというと、ジャニーズの予定。
私が好きなグループ3つが、今月から夏までフル稼働なのだ。
それはもう例年になく。
そんな3グループのコンサート日程を書き込んでいったら、結構な量だった。
ジャニーズや48Gの予定をピンク色で書く私の手帳は、すぐさまピンクで埋め尽くされた。

どうしたものか、自分に全く関係ない予定だけが追加されていく私の手帳。
そこに何の寂しさもない。
私は自分の日々が充実していることを確認するためではなく、どの日にどれくらいの時間があって、どの日なら予定を入れられるかを確認するために手帳をつけているのだと、至極当たり前のことを今更実感した。
書かない予定だって、私の日常にはたくさん転がっている。
今日だって学校に行ったけど、手帳の1月14日欄に『学校』とは書いていない。

別に手帳がスカスカでも、生きてることに変わりはないんだよと、焦っていたあの頃の自分に教えてあげたい。