読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青春の孤島にて

同じ距離で輝いて 同じ夢を見て

そんな照史くんには最大級の甘さを

独り言 ジャニーズ


ここ最近、アイドルの発言が話題になっている。それに対するファン側の反応を見ていると、本当に思っていることとはこうも上手く伝わらないのだなと、人間世界では至極当たり前のことを実感する。面と向かって言葉を交わしても伝わらないことだってあるのに、時間を介し電波を介したアイドルとファンの想いが全て思った通りに伝わるわけなどないのだ。アイドルだってファンだって、しがないただの人間でしかない。


照史くんのラジオでの発言が結構な事態になっている。いろいろな意見があると思うが、大多数は否定的な意見だろう。私はコンサートというものに行ったことがないのでどっち派とも言えないが、想像するにおそらく"近くのメンバー派"だと思う。ニノ担だシゲ担だ言いながらベースはやっぱり"箱推し"だし、ジャニーズWESTに至っては所謂"虹色ジャスミン"だ。しかし世の中には担当しか目に入らないという人もたくさんいる。ここでのファンの望みは「コンサートくらいずっと自担を眺めていたい!」。しかしアイドル側からすると目の前に自分がいるのに全然違う方を向かれていたら、いくら別のメンバーのうちわを持っていたとしても悲しいと思う。ここでアイドルの想いとファンの考えが相違する。自担を見たいファンと目の前の自分を見てほしいアイドル。どちらの言い分もわかるのだが、それを言葉にしてしまうと今回のようなことになってしまうのだろう。


私は全然思い通りにならない現実が嫌で、アイドルという存在に助けを求め癒しを求め応援させてもらっている。だからアイドルがいる世界に嫌なことを持ち込みたくない。これ以上踏み込んだら私の求めた世界が壊れると思うところには踏み込まないし、そもそもそんなところは見つけないように気をつけている。私が自分の意思で求めているものに傷つけられるなんて、それに怒ったり悲しんだりするなんて馬鹿げているし、全て自己完結にしかならない。だからアイドルに関わることはなるべくいい方に考えるようにしている。アイドルにはいつも現実逃避先であってほしいと思っているから、私はアイドルを頭の中で現実逃避先に仕立て上げている。よく思わないことには目を背け、嬉しいとか楽しいとか、そういうポジティブな考えでアイドルのいる世界を埋め尽くそうとする。

これはアイドルの言動に寛容でなければ出来ないことだと思う。というか、許せるから関わり続けられる。アイドルだって人間、間違うし失敗する。しかしそんな甘っちょろい言い訳で許すファンはどれほどいるかわからない。もしかしたら私のように何でも「可愛いね、そういうところも好きだよ」と言う人の方が少数かもしれない。そんな世界で彼らが「てっぺん」を目指すなら、なるべく敵を作らないように振る舞うのがセオリーだ。今回だって素直にリスナーの求める言葉を言ってあげればよかった。そうすれば一人も敵は生まれずこんなことにはならなかっただろう。


何が悲しくてこんな記事を書いているのかというと、照史くんの敵が生まれてしまったことが悲しいのだ。歌が上手くて面白くて頭は弱くてもいつも全力でカッコいい大好きな照史くんの敵が、その頭の弱さゆえに生まれてしまったことが悲しいのだ。少しでも照史くんに上手く立ち回ろうとする気持ちがあったのなら敵は生まれなかったのに、照史くんは自分の本心を足りない言葉で口にしてしまった。照史くんが今一番改善すべきなのは「言葉を知らない」ことだと思う。単純に台本が読めないとか食レポが下手とかで済むならいいけど、それをファンに向けてしまってはこの先照史くんの敵は生まれ続ける。照史くんがよく言う「淳太くんは何も言わなくてもわかってくれる。言葉が足りなくても理解してくれる」という話が私は好きなのだけど、ジャニーズWESTとしてデビューした照史くんの隣にいつもその「全部わかってくれる」淳太くんがいるとは限らない。現にこの春から始まった『レコメン!』や『ヒルナンデス!』は2人が隔週交代で出演=常時照史くん一人での出演になる。フォロー役の淳太くん無しになった照史くんが敵を作らず上手くやっていくには言葉を知ってその言葉を自分の味方にするべく操っていくしかないのだ。それが彼らの目指す「てっぺん」に立つための近道だと思う。

4月10日放送のFM横浜『SORASHIGE BOOK』でラジオに寄せられた「ライブDVDにツアードキュメントが付いてなくて残念」というメールに対し加藤さんは自分の言葉でお蔵入りとなった経緯やDVDに入れないという選択をした理由を、「皆さんの見たいという気持ちもわかりますが」という言葉を添えて語ってくれた。この言葉でどれくらいの人が納得したのかはわからないが、私はただただ加藤さんの責任ではないことを謝らせてしまってごめんなさいと思いながら聴いていた。この時の加藤さんにはファンの気持ちを汲みながら自分たちの意見を聞き入れてもらおうという姿勢があった。もちろん加藤さんは小説家という「言葉を扱う」お仕事をされているので全てのタレントがこのように言葉を扱えるわけではないが、「相手の気持ちを汲みながら自分の意見を通す」ということは大事な能力だと思う。


10歳も年下の小娘が「言葉を知れ」なんて言ってしまって本当に申し訳ないのだが、実は本当はそんなことしなくてもいいとも思っている。いきなりここまで来て元も子もないが、WESTの売りは「距離の近さ」なのにWESTが誤解されるのを避けるように言葉を選び始めたらその「距離の近さ」は一体どこに行ってしまうだろう。時々この人たちは自分たちのファンになら何を言ってもいいと思っているのかなと感じる時がある。さらにわざとキツいことを言ってファンを振るいにかけているのかと思う時もある。本当にそういう意図で発言しているなら策士すぎて恐ろしいが、純粋にファンに対する熱い想い故の言葉なのだろう。特に淳太くんは過剰なまでの愛をそのまんまの言葉で伝えてくるからキツい言い方になりがちだ。そんな「距離の近さ」がデビューしてからはいつも吉と出るか凶と出るか、いいところと悪いところの紙一重になっている。

デビューしてJr.の頃より遥かにたくさんの人の目につくようになり、WESTを良く思う人と悪く思う人の両方の数が増えた。たぶん、今の3年目あたりが一番の「叩かれ時」なのだと思う。レギュラー仕事も安定してきて、新しいピンのお仕事ももらえるようになった。初めてこのことばかりだ。慣れないしやり方もわからない。だからたくさん失敗する。指摘されたり怒られたりする。だけどここで偏屈な態度をとってしまってはダメだ。今が最初の苦しい時かもしれない。だからこそ一番の味方である自分たちのファンの声に耳を傾けてほしい。ファンだって今回のように厳しいことを言うかもしれない。けれどいつだって照史くんの、ジャニーズWESTの味方でいると約束するから、自分から敵を作るような真似はしないでほしい。照史くんの、WESTの笑顔が大好きなのに、その笑顔を曇らす顔も知らない誰かの汚い言葉を浴びてほしくないだけなんだ。ファンがいることを見えない敵と戦う力にしてほしい。自分たちの良さを殺さずに「てっぺん」に立ってほしい。私はそれしか望まないから、甘っちょろい私は今回のことを(3000字も書いてしまったけど)笑って受け止めようと思う。そんな照史くんも好きだよ?

お見苦しくてすいません。