青春の孤島にて

この季節 駆け抜けるべき

『24時間テレビ39』を終えまして


お疲れ様です、お疲れ様でした。
ご出演された方々、企画に参加された方々、スタッフさん、本当に本当にお疲れ様でした。

そしてNEWS、よくここまで走ってくれました。
本当にあなた方は誇りです。
投げ出さずにNEWSでいてくれたこと。
4人でいることに自信を持ってくれたこと。
全部この日のためにあったのだと、今はそう思います。

大変なこともたくさんあったし、悔しいこともたくさんあった。NEWSが認められるのはまだまだなのかなとか、どうしてみんなNEWSの良さに気づかないのかなとか、目指してるところはずっとずっと先なんだと、もどかしい思いを抱えていた頃もあります。今思えば新曲がシングル一枚しか出なかった年はかなりキツかった。

でもいつか絶対NEWSが認められる日が来ると信じていたし、たとえそれがずっとずっと先の話だとしても、私はNEWSを好きでい続ける自信があったから、そんな頃も全然苦じゃなかった。きっと一番悔しいのはNEWSだし、NEWSが常々「ファンのみんなに喜んでもらえるように」と活動していることを知ってたから、どんなに報われなくたってNEWSのことを見放せなかった。NEWSの未来なら、夢を見ていい気がしていた。


そして今のNEWSがNEWSであることを、ようやく認めてもらえた気がした、24時間テレビのメインパーソナリティーという大役。
オープニングで4人が出てきたところからもうとにかく泣けた。あぁ、NEWSがチャリTシャツを着て、メインパーソナリティーとして、武道館のステージに立っている。今までの悔しい気持ちが全部どこかに吹っ飛んで行ったような感覚でした。
順番さえ待ってればいつか任せてもらえる、嵐を見てた時はそう思っていたけど、NEWSにとってはそんなに簡単じゃなかった。そもそもNEWSでい続けることが大変だったから。


でも、頑張り続ければ願いは叶うことを、NEWSは証明してくれた。
何度も何度も頑張り続ける姿を見せてくれて、何度も何度も頑張る意味と勇気を与えてくれた。
思ってもみなかった景色を、想像することすら諦めていた景色を、NEWSは見せてくれた。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
大好きです。ずっとずっとずっと大好きです。


NEWSが素直に涙を流してくれる人たちでよかった。色んな思いを抱えて生きている人たちを見てずっと泣かないように我慢してたけど、ワイプで泣いてるNEWSが映ると、もう堪えきれなくて。
よさこいもパフォーマンスが終わって久々に4人とも泣いてるところを見たら、本当に全身全霊かけてた決意が滲むようで、どんな気持ちかって訊かれると説明し難いんだけど、必死な姿が眩しくて思い出すだけで泣けてくる。
特に『フルスイング』は、もう涙が止まんない止まんない。涙腺決壊した。6人の映像が出て、コメントの時点ですでにボロ泣きだったけど、まっすーが歌えなかったり、最後に4人で寄り添う姿がどうしても2012年の秩父宮にしか見えなくて、しばらくただただ泣いてた。あの頃とは状況も乗ってる気持ちも違うのに、どうしてデジャビュったんだろうと考えたけど、結局あの頃も今も、4人がNEWSという存在にかける思い自体は変わってないんだ、と思うことにした。安心した。悲しい涙でも悔しい涙でもないから、NEWSの涙にはつられてしまう。


大変だったね。とっても大変だったね。
この一夏を全て捧げて頑張っているのに、どうしてこんなことが起きてしまうのか。
NEWSは何にも悪いことしてないのに。
ただただ頑張ってるだけなのに。
神様はNEWSに試練を与えすぎだと思った。
許せない思いもあるけど、それ以上に尊い頑張りを台無しにされたことが悲しくて。

そんな状況でも真摯で誠実な人間でいてくれたシゲ。ますます好きになった。元々イラチな人だから怒ってるだろうなと思ったし、今回ばかりは好きなだけ怒ってとも思った。けれど、私が心配するシゲは、冷静に目の前のことを受け止めるちゃんとした大人だった。やっぱり私の目に狂いはなかったと、NEWS RINGを読んで思いました。ドラマ感動しました。よく頑張ったって、秩父宮の時みたいにまた3人に抱きしめてもらってね。

小山さんも、本当に急遽中の急遽だったにも関わらず、「メンバーのピンチはメンバーが助ける」という愛しかない心意気で全うしてくれて、仲良しこよしなんてもの以上の絆を見せてくれた。「しげを助けるのは小山でしょ^_^」なんて言えちゃうけーちゃんがいてくれて、本当に嬉しい。ありがとう。リハビリセンターから退所するシーン、それまでは"ヨシノリ先生と榊さん"だったのに、あの抱き合うシーンだけはどうしても"コヤシゲ"にしか見えなかった。あれは2人にしかできない演技だった。願ったり叶ったりだ。

まっすーは、色んな企画を駆けずり回っていたにも関わらず、変わらぬまっすーの笑顔とオトボケが終始絶えなくて、最初はまっすー大丈夫かな?って心配してたけど←、全然しっかりしてたし、笑いも取れて満足そうだったな(笑)。しやがれでの水中息止めはいろんな意味で凄かった。まっすーが今まで隠していたであろう色んな表情が見れた24時間でした。まっすーの笑顔は、周りの人を元気にする魔法の笑顔だ。

手越さんが会見の時から言い続けてきた「笑顔の24時間テレビ」は見事達成されたと思う。手越さん自身そのことを全うしていたし、企画で共演されたララさんや大島さんもずっと笑顔で、類は友を呼ぶじゃないけど、手越さんの影響力って相当なんだなと改めて感じた。深夜帯は『KちゃんNEWS』を映像付きでやってるんじゃないかと思うほどそのまんまの、24時間テレビだからって身を引かない圧倒的手越力を見せつけていてさすがでした。


どんな壁があっても、諦めずに乗り越えて行く。
それがNEWSの生きる道、なのかな。


こういう番組にあまり肯定的ではない人もいると思います。偽善だとか、綺麗事だとか、そう思うのもまぁ不思議じゃないです。
でも誰かがやらなきゃ、きっと何も知らないまま日々を過ごしていたのかもしれない。何も知らず、理解もできないままでいるより、偽善だろうが綺麗事だろうが、その実情を少しでも知っていることが重要だと私は思います。
私には関係ない。そうかもしれないけど、ちょっとだけ、その頭の片隅にでも、こういう人生もあると知っているだけで、無知無理解でいるより全然マシだと思うし、そんな機会もたくさんあるわけじゃないから、年に一回くらいはそういうことを考える日があってもいいんじゃないかな、と思っています。

というのも、私の兄も取り上げられるほどのものでもないですが障害とされるものを持って生まれていて、それなりに辛いこともあったし、離れて暮らす今でも兄とちゃんと向き合っては話せないけど、それでも誰かの理解がないと兄は生きて行けないとわかっているからです。
私は支援学級のある学校に通っていたし、障害を持つ子供の親の会とかにもついて行っていたので、兄より重い障害を持つ子や知的障害を持つ子が割と身近だったのですが、そんな経験があったからか、たまに会う小学生のはとこも兄と同じ発達障害を持っていますが、とにかくやんちゃというだけで、特別なことってあんまりないんです。でもそれって、やっぱりそういう子もいると知っているから私にとっては特別じゃないんだなと思えるし、ここまで身近じゃなかったら、きっと無知無理解のままだったんだろうなと思ったりもします。今も完全に理解していると言えるわけではないですが。


この手で何も出来なくても、知ることや伝えることに必ず意味があると思っているし、少なくともそれらしい理由をつけて否定しかしないよりは真っ当なことだと信じているので、再びNEWSがメインパーソナリティーを任せてもらえるまで続けて欲しいです。

この思いをありがとう。
本当にお疲れ様でした。