青春の孤島にて

この季節 駆け抜けるべき

生きとし生けるNEWSへ


ブログではお久しぶりです。私は元気です。3年ぶりに生活がガラッと変わって大変なこともあるけど、それでも元気に生きてます。

そう、それでも元気に生きてるのです。
いや、元気かどうかは時と場合によりますけど、それでも生きてるのです。

なんて素晴らしいことなんだろうと、19年生きてきて、最近ようやく思えるようになりました。

生きてるって、素晴らしいことだと思いませんか?

なんかすごい怪しげな宗教感が出てしまいましたけど()、あの悪夢のような日々を生き抜いた一NEWS担の話を、暇すぎてもうマジで何もやることないよってテンションで全然構わないので、ぜひ聞いていただけたら幸いです。



あの日から一番思ったことって、きっと「NEWSが好き」ってことなんですよね。NEWSを好きになってからやっと5年くらい経ちましたけど、これまでNEWSのことを少しも思わなかった日はなかったし、好きになったその日からずっと「NEWSが好き」っていう想いを一筆書きしながら生きて来ました。私自身が辛い時もあったし、NEWSが辛い時もあった。それでもこの「NEWSが好き」っていう想いの筆だけは紙から離すことなく、振り返ればまあまあな長さの線が出来てるなぁって思えるくらいずーっと引き続けてきた、私の根底に刻まれてる想いなんです「NEWSが好き」って。

最初の頃はまぁ、嫌いになれたら楽なんだろうなぁ、とは思ってて。でもそう思うってことは嫌いになれないってこととイコールだよなってことも同時に思って。

私は己の根底にある感情に背いたことは絶対にしないっていうのをモットーに生きてるんですけど、じゃああの時の自分の根底にあったのはって訊かれたら、やっぱり「NEWSが好き」しかなかったんですよ。だから「ああ、NEWSがどうであろうと、これからどうなろうと、きっと私はNEWSを好きでい続けるんだろうな」って、何の躊躇いもなくそう納得してしまった。それだけでいいやって。理屈じゃなくて、ただの直感ですけど確かにそう思って。周りはとやかく言うけど、私が信じるべきは私の根底にある想いだけだって知ってるから、そこはブレなかった。自分で言いますけど、あの時の自分よくやったなって思います。よく惑わされなかったね、自分で信じるものを取捨選択できたねって。


だって、変わりようがないじゃないですか。今までNEWSと過ごした日々とか、もらった幸せたちとか。こんな長い人生の中の一瞬の過ちごときで今までが全部なかったことになんて出来ます?出来るのかなぁ?少なくとも私には出来なかった。

何回もここに書いてるけど、やっぱり私の中でNEWSっていう存在は大きくて、大きすぎて、もしここで嫌いになってそれを捨てたら、今の私の半分以上は空っぽになっちゃうんですよ。NEWSに出逢えたから、NEWSに助けてもらえたから、今まで私は生きようとしてきたのに、今までがなかったことになっちゃったら、私これからどうやって生きてくつもり?!っていう。NEWSに出逢った日からの私の人生は、NEWSにもらった人生だと思ってるから、NEWSがいない人生とかもう考えられないんです。これは私以外の誰かが否定できるようなことじゃない。私が納得してればいいことなんだから。



「死なないで」って、あれからずっと思ってた。しっかりしてるように見えて全然しっかりしてない弱々メンタルのけーちゃんが、この状況で明日も生きることを選んでくれる自信がなかったから。けーちゃんに死なれたら、私も生きてられないと思ったから。どんな姿でもいいから、人間として、アイドルとして、生きてくれ。死ぬな、生きろって。私のヲタク人生の中で、これがいちばんのわがままだなと思った。

けーちゃんの復帰が決まって最初に思ったことは「生きててよかった」でした。ジャニーズの中では毎日元気な姿を確認できる数少ない存在だったけーちゃんが、顔も見れない、声も聞けない、今日生きてるかどうかもわからない数週間は心配しかすることがなかった。それが生きてることがわかって、あぁ、これからまたやり直せる、と思った。止みそうにない長い長い雨に打たれながら、ただじっと耐えるしかなかった日々に、やっと雨が上がる気配がした瞬間。


シゲのドラマの主題歌が『「生きろ」』だって知った時、私がこの数週間思っていたことそのもので、その偶然に心が震えた。
MUSIC DAYで聴いた時、私のNEWSへの想いそのもので、本当にヒロイズムさんは神か何かなのだと思う。


本当にもう死のう死のうと思ってた中学生の私を救ってくれたのは周りの綺麗事しか言わない大人じゃなくて、画面の向こうの"生きる人間"を曝け出して歌うNEWSだった。あぁ、人生ってこういうものなんだ。上がって下がって、また上がっていく。それを繰り返して生きるのが人間なんだ。幼い私にそんな生き方を教えてくれたNEWSを、今の私がどう否定できるんだろう。

私にとってのNEWSって、ただのアイドルじゃないんですよ。ただ歌って踊ってニコニコ笑って夢を売る顔がいいだけの"アイドル"じゃない。じゃあなんだって言われたら、もう言葉を尽くしても表現し切れないから「アイドルです」って言うしかないんだけど。

何だろうなぁ、人生観なんだよなぁ、NEWSそのものが私の。NEWSが経験した絶望の底を、私も経験してる。同じじゃないけど似たようなドン底を。だから勝手に同一視してる、NEWSと自分自身を。


散々「終わった」って見聞きした。「NEWS終わったwww」って。「NEWS終了のお知らせ」って。本来なら契約ごと切られてもおかしくないのはわかってる。まだ事務所に籍があって、仕事があって、レギュラーも続けさせてもらえてるのは、本当にたまたま。奇跡といっても過言じゃない。

でも、NEWSはことあるごとに運が悪いけど、それらを踏み倒せるくらい大きな幸運が時たま降って来る。いや、掴み取ってくる。今回もそのひとつだ。

NEWSは幸運だった。首の皮一枚で何とか生き永らえることができた。

だから、まだ終わってない。
まだ何にも終わってないよ。
勝手に終わらすな、他人の人生を。
まだ終わらせるな、自分の人生を。



ここから這い上がったとしたって、この混沌とした日々を美談にするつもりは毛頭ない。もう二度と嫌だよこんな日々は。

でもそれはそれ。それはそれでしかない。もう起きてしまったことはどうしようもないから。
だから、もうここからは這い上がるしかない。この日々を美談にするためじゃなくて、これからも生きていくため。


生きてるって、素晴らしいことだよ。
だって、何だって出来るもん。
どんなにダメでも、どうにでもやり直せるんだよ。
もう歩けないって立ち止まっても、追い風が吹く時は必ずやって来るんだよ。
今は影の中にいても、光は私たちを塞いでるもののすぐ上にあるんだよ。

死んだら、何にも出来ないよ。
私はどこの宗教の信者でもないから死後の世界とか知らないけど、たぶん何にも出来ないよ。
やり直せないからダメなままだし、風は吹かないから立ち止まったままだし、光を塞いでるものを取り除けないからずっと影の中にいるしかない。

でも生きてればさ、生きてさえいればさ、何でも出来るんだよ。
やり直せるし、また歩き出せるし、影を光にだって変えられる。
終わってないよ。今も命ある彼らは、まだ終わってない。

何でも出来るんだったら、何でもやってみようよ。
何でもやるしかないじゃん。叩かれても、貶されても、嘲笑われても、蔑まれても。
だってさ、生きてるんだから、何かしなきゃもったいないじゃん。

「やらない」なんて、ないじゃん。
そうでしょ?


そういうものだと思ってる。
生きることの価値は、何度でもやり直せること。
美しい恋にするよを観て、人生はやり直せることを知った。何やっても上手くいかなくて、これ以上生きてても私の人生はどうにもならないって絶望してた私に、やり直すという選択肢を示してくれたのは、選ばせてくれたのは、他でもないNEWSだった。


笑いたい奴は笑えばいい。
ダメダメなNEWSを、そんなダメダメなNEWSを甘やかしてるお花畑ヲタクを、笑いたいなら好きなだけ笑うがいい。

カッコ悪くても生きることを選んだNEWSを笑う奴は、きっと彼らと同じようなドン底を味わった時、一番に生きることを放棄するだろう。どんな姿でも生きることがどれだけの有益さを持っているのかを知らないから。
まだ終わってないのに終わってると決めつけて何もしないことがどんなに愚かなことかを知らないから。

いつだって最期に勝つのは、生きることを選んだ人間だ。


だから、生きてくれ。
またあの時みたいにその姿で教えてくれ、生きることの価値を。
最期まで賽を振り続けるんだろう?
私はどこまでだってついて行くから、「ごめんね」とか、「もう二度と」とか、そんなのいいから、もうどうだっていいから、


ただ生きようよ、この人生を。
キレイに生きられない人間たちのダメで情けない、だけどそれがいつかどこかで誰かの希望になるかもしれないような、そんな人生を。

生きてみてもいいじゃないか、そんな人生でも。


泥臭く生きることを否定する人間は、どれくらい清廉潔白な人生を歩んできたのだろうね。それはそれはものすごく徳の高い人だね。すごいなぁ。間違いだらけの私とは大違いだ。そりゃあこんなNEWSの生き方なんか許せないよね。そうだよね。私は一度も失敗を犯さなかったし間違いのない人生を歩んで来ました!っていう自信がある人は叩けばいいよ。それはもう反論のしようがない。

でもね、私はそんな人間いるわけないと思ってる、ってことだけは言っておくよ。



彼らを擁護することと、彼らを好きだと思うことは違う。
思うことはいろいろあるけど、私は彼らを否定しないし、その代わりに擁護もしない。
好きだけど、ものすっごく大好きだけど。
絶対擁護だけはしない。

ただ、赦す。
いつかは忘れてあげる、この痛みを。
私に出来ることは、彼らに直接メッセージを送ることでも、関係各所に手紙を書くことでもなくて。ただ己のために彼らを赦して、赦すってことは忘れるってことだから、今はまだ無理だけど、いつかはこのことを忘れてあげるんだ。
自分のために。
それしか出来ない。
NEWSを好きで好きでしょうがない私のために、私が出来ることは、たったそれだけだった。

最悪を想定しながら、それでも私は4人が8月に味の素スタジアムに立っていることを心のどこかで確信していた。もう本当にダメかもしれないと思ってはいたけど、何の根拠もなく彼らがまたやり直すことを選んでくれると信じていた。そしたら絶対彼らのことを赦してあげるんだって。


ただ信じてた。
だから祈ったし、願った。
彼らに希望が届くことを。

光が見えないなら、またあの時みたいに歌おうか。


生きろ、NEWS。
何万回言っても何万回聞いても負けそうになったって。
ここまで誓い続けた絆が道しるべになるから。
敗北を知り尽くして、今が0(どん底)だったって。
またやり直せる。やり直せるから。


だから、生きろ。
命が燃え尽きるまで。

私も生きる。
この想いが燃え尽きるまで。


信じてる。

彼らと来た道を。
彼らと行くファンタスティックな未来を。

誰が何と言おうと、信じてる。
理由なんてないよ。
信じることに理由なんかいらないんだ。
ただ、私の頭が叫んでる。

「NEWSを、NEWSを選んだ自分を、信じろ」

生きとし生けるNEWSを、信じています

ただ、それだけ。



14歳の私へ
NEWSを愛することそれ即ち人生を学ぶこと。
生きろ、私。
傷だらけで泥まみれの人生も、意外と悪くない。