青春の孤島にて

この季節 駆け抜けるべき

最近観たもの読んだもの


タイトルが若干『日本よいとこ摩訶不思議』のリズムになったのは偶々です。

さてさて。
各々をひとつの記事にできたらよかったのだが、私は批評家でも考察家でもないただの高校生なので、今回は所感をつらつらと。
それではれっつらごー。


有川浩『ストーリー・セラー』
どなたかが「実写化するなら加藤シゲアキに」と語ってらっしゃったので、あらすじも読まず購入。映画のために『レインツリーの国』を読んでいたのもあって*1文体を気にしないですらすらと読めた。私が読んだ2作は、どちらも"物書きの女性とそれを読んでいる男性"という構図。偶々だろうか。申し訳ないが有川先生の作品はこの2作と『図書館戦争』のあらすじしか存じ上げないので、また別の作品を読んで確かめてみたい。
そしてこれも偶々だが、映画『ピンクとグレー』を観た後に読んだので、頭がこんがらがりそうになった。劇中劇恐ろしや。
特にシゲがチラつくことはなかったが、物書きのシゲが物書きの女性と恋に落ちる役を演るのは面白そう。なんかドラマ『傘をもたない蟻たちは』みたいだね。
まだ読み返せてないので、2回目が楽しみ。


島崎遥香『ParU』
私服本が出ると聞いてからとても楽しみにしていた。とにかくぱるちゃんが嬉しそうでよかった。期待以上に中身が可愛くて、ぱるちゃんが可愛い。可愛いしか出てこないくらい可愛い。そして写真も可愛い。実は私、カメラをすこーしかじっているのだが、人間が苦手なため自ずとポートレートも苦手。しかし被写体がぱるちゃんならば、シャッターボタンが接触不良を起こすくらいシャッターを切りたい。
詰まるところ、ぱるちゃん可愛い。


ジャニーズWEST『ラッキィスペシャル』
そう言えば発売された頃に一度見ただけだったなと。『ズンドコ パラダイス』は腐るほど見たのに、なぜか。ということで見返した。あれ番組だな。1時間番組だ。長いしいちいち笑えるしで疲れる。疲れるけど見てしまう、WESTマジック。個人的ハイライトは「スタジオに神降臨」「流星のシュール過ぎる占い師」「クソガキのぞむ(脚長ぇ)」「銅像神ちゃん」とか。こういうわちゃわちゃMV、いつまで撮れるんだろうね。続けて欲しい。


映画『母と暮らせば』
1週間に2本目の映画。*2今回は同じく茶の間ニノ担の母と行ってきた。劇場に入ったらあらびっくり、観客の平均年齢が高い。20人ほどの観客の中、恐らく10代は私と後ろに座っていた女子高生2人組みだけ。何かものすごく異空間で、そういう映画に担当が出てると思うとすごい。
でも映画の中にニノはいなかった。当たり前だけど。母は「ずっと泣いちゃった〜。だってニノが泣かせるんだもん」と言っていた。私もずっと泣くのを我慢していた。メイクとかしてたもんだから泣くに泣けなかった。とても後悔した。メイクとかするんじゃなかった。でもとうとう泣いてしまった。ニノが出ていないシーンで。
平和な時代に生まれ、平和な日本に生まれ、戦うことを知らない世代。

僕たちは戦わない
愛を信じてる

きっとどの時代も、愛を信じていたから、明日を信じていたから、戦ったのだろう。戦うのだろう。そして何を手に入れたのだろうか。今の世代も、何かを手に入れるためにいつか戦うのだろうか。それは"運命"なのか。
ビビットな色彩の『ピンクとグレー』。柔らかな色味の『母と暮らせば』。目が追いつかない。思考が追いつかない。

まだまだ勉強不足です。


*1:実は観てない。めっちゃ後悔してる

*2:ちなみに私は1日に2本映画をハシゴして(しかも1人で)担任に引かれたことがある